まだまだ残る日本人の心

替えどきっていつ?

年数については後の章で述べますので、ここでは替えるべき症状を見ていきます。
まず一つは、傷や汚れが目立ってきたときです。畳は箒で掃き掃除をしますが、このとき、傷にホコリが溜まって取れなくなっていたら、ささくれが引っかかるようになってきたら張り替えを検討しましょう。また食品などをこぼしてしまったときのシミが目立つときにも同様です。
次に、日焼けで変色しているときも替え時といえます。畳は年月が経つと日に焼けて茶色く変色し、表面に黒い筋が現れることもあります。
詳しくは後述しますが、畳の交換には大きく分けて3種類があります。畳に張られたイグサ(畳表)を裏返す「裏返し」畳表を取り替える「表替え」畳を丸ごと取り替える「畳替え」です。
畳は、素材と作業を請け負った施工業者に耐久年数が左右されます。例えば、畳床(芯材)にワラ使っている場合、ワラが良質であるほど耐久年数は長くなります。

裏返し

畳の普段見えているイグサの部分、縁(畳の横についている帯状のパーツ)を外した部分(地面に敷くゴザのような状態)のことを「畳表」と言います。「裏返し」はこの畳表を一度取り外し、まだ使っていないキレイな裏面を表にして張り直すことを言います。縁は基本的には新しいものに交換します。現在縁は模様や色が多種多様になっているので、もし気に入ったデザインのものがあればこの機に変えてみるのも良いかと思います。日常的に使っている畳で2~4年ほど経ったらこの作業を行うといいでしょう。畳表にそれほど傷みがなくても、日焼けなどで変色してる場合には「裏返し」が適しています。
料金は一畳につき3500~6000円ほどが目安です。